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光るタイヤ [科学と技術一般]

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IEEEのSpectrum誌の最終ページに,いつ頃からか,"Past Forward"という記事が連載されています。これは過去の最先端技術の紹介ですが,今にしてみれば滑稽ながら,反面考えさせられる記事でもあります。

この3月号の記事は,"When Form Exceeded Function(フォルムが機能を超えるとき)"と題されたもので,女性がストッキングを直しているのですが,その照明が何と車のタイヤです。この記事は,実用にならなかった過去の最先端技術を紹介している訳ですが,これは1960年のGoodyear社による透明の照明タイヤです。

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光るタイヤとまでは行かなくても,色んな色のタイヤがあっても良さそうなものですが,1904年イギリスで発明されたカーボン入りのゴムが画期的に丈夫だったため,それが1910年頃アメリカのGoodrich社によってタイヤに使われて現在に至り,もうタイヤは100年以上も真っ黒いものというのが常識になっています。その前のタイヤは白か飴色だったそうです。現在のタイヤは「いつも黒い服ならマッチする」とシャレとも皮肉とも取れる記事です。

私が小学生の頃など,21世紀になったら,車のタイヤなど無く,エアカーになっているものだとばかり思っていました。それが無くなるどころか,黒いままというのも,技術分野の進歩のいびつさではあります。
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コメント 2

majyo

そういえば、なんでもカラー化するのにタイヤは100年一日
黒ですね。飴色や白があったなんて信じられないです
鍵はカーボンでしょうか
by majyo (2017-03-27 21:49) 

Enrique

majyoさん、自転車のタイヤなら白色はありますが、クルマ用は無いですね。強度が全く足りないからの様です。カーボンを入れるというのが、ゴムの様々な耐久性に如何に画期的だったかが分かります。
by Enrique (2017-03-28 07:12) 

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