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運指付けの考え方 [演奏技術]

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ソルのセゴビア版練習曲を終了しました。

Andres Segovia: 20 Studies for the Guitar

Andres Segovia: 20 Studies for the Guitar

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: ペーパーバック
同版について言えば,セゴビアがソルの百数十曲ある練習曲の中から厳選して中上級の20曲選び出し,大家の判断で難易度順に並べたものです。良く学習者がソルの2番とか19番とか20番とか言っているのは,セゴビア編の並びです。本来の作品番号であるOp35-13とかOp29-13とかOp29-17とかはあまり言いません。

この辺の事に関してはすでに語りつくされて来た事でしょうから,ここでは触れず,大家の運指に従うかどうかです。運指が付いた譜面を用いれば取り組みは早いです。「運指付けの効用」でも書きましたが,運指付けはかなり面倒な作業です。

大家の付けたものに従い,どうしても自分の手に合わないところのみ変更するというのが従来のやり方でした。ただ取り組みも2回目となると,自分で付けてみても良いかと思うようになりました。今回の取り組みでは,セゴビア編の曲の並びは踏襲したものの,運指は殆ど自分流なものにしました。ただ,特に後半の曲は一曲仕上げるのに時間が掛かります。トータルの練習時間に対する運指付けの時間比率はどの程度のものでしょうか?曲に因っても当然変わるでしょうが,自分の演奏技術ギリギリの曲の場合にはより入念な運指を施した方が良いと思います。トータルの練習時間の1,2割も使うでしょうか?

もっとも,トータルの練習時間の何割という評価の仕方は適切ではないようにも思います。なぜなら,入念な運指付けをすれば,仕上がりまでの練習時間がずっと短くなると感じるからです。定評のある版を使って,自分に合わないところのみ変えるというのも一つの方法だと思いますが,合わないところにいつまでも四苦八苦するのはかなり時間をムダにする上,結局そうこうしてあちこち大幅に変えた楽譜は大変見にくいものになってしまい,練習効率も上がりません。ギターが弾けない作曲家の書いた近現代曲は別ですが,特にソルの場合,ギター上で作曲された曲ですから,スパッとはまる運指があるはずです。

最初面倒臭くても,真っ白な楽譜に自分で運指つけした楽譜は見やすいものです。トータルの練習時間も却って短縮するように感じています。今回のソル練習曲ではそうしましたし,今後の取り組み曲でもそうする積りです。
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