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「バッハの思い出」に関して [雑感]

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「バッハの思い出」という書物があります。
バッハの後妻となった,アンナ・マグダレーナ・バッハがしたためた本ということになっていましたが,実際は後世の人が書いた小説だとのことです。

アンナ・マグダレーナと言えば,子供のピアノ教材には大概登場する,その名のついた音楽帳が有名です。夫の作品の浄書などを行い,筆跡までバッハと似ているとか,良妻の鑑のように語られてきました。13人もの子供を産み,おまけに夫の伝記までしたためる,スーパーレディー!と思ったものです。

バッハの思い出 (講談社学術文庫)

バッハの思い出 (講談社学術文庫)

  • 作者: M・アンナ・バッハ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/09/10
  • メディア: 文庫
この本は以前バッハに取り組んだ時に勧められましたが,少し目を通しただけで真面目に読んでいませんでした。何となく胡散臭さを感じていたからなのかも知れないなどと,自分の読書習慣劣化の言い訳にしています。

それはそうと,バッハの後期の作はアンナマグダレーナが作曲したという説まであるそうです。そうだとしたら,バッハの伝記以前にウルトラスーパーレディーです。
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アヨアン・イゴカー

>バッハの後期の作はアンナマグダレーナが作曲したという説
このチェロ組曲などをマグダレーナが作曲したというオーストラリアの学者の説は否定されているようですが、意外に事実かもしれないという気もします。
つまり、J.S.バッハを神の様に崇める人々が、絶対化しているために気付かないだけなのかもしれない、そういう可能性も否定できないと。こういう偉大な存在に対する崇拝というのは、時として自身の非科学的見解に対して感覚が鈍くなります。
by アヨアン・イゴカー (2017-07-24 23:08) 

Enrique

アヨアン・イゴカーさん,コメントありがとうございます。
無伴奏チェロの方は無伴奏ヴァイオリンとは雰囲気が異なりますし,彼女の記譜で残っていることもあり,彼女の作では?という説もあっても良いのでしょう。もちろんバッハは素晴らしいのですけれどあまりに神格化されてきたところはあります。権威主義が極まれば当たり前の疑問も通らなくなってしまいます。
by Enrique (2017-07-26 05:41) 

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