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「ギターの弾き方」で注意すべき事~セーハの罠~ [演奏技術]

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わたしが「ギターの弾き方」と言っているのは,先ずは単音を,なるべくきれいに音価どおり均等に滑らかに出すことです。

これは,いわば,きほんのきですから,敢えて「ギターの弾き方」などと基本的な表現をしているわけです。それが出来ないままに難しい曲をやっていても「ギターを弾けている事にならないのではないか?」という気がしたわけです。

自分で決めた当面の課題曲をやっていて気が付いた事があります。

例えばKayserの第1番は単旋律なのですが,和音的になる所は,ついついセーハをしたくなります。

しかし,これが曲者です。

初心者には厄介なセーハですが,使えると存外便利なもので,べたっと押さえてしまえば,音のかたまりが出来上がります。

これは,和音の場合はいいのでしょうし,もちろんセーハ無しでは作れない和音も多くありますが,単旋律の場合,そこだけがアルペジオ的になってしまい,音のコントロールが却って難しくなります。

特に今取り組んでいる単旋律の場合,私の中ではセーハ禁止にしておきました。

理由は,上で述べたこととダブりますが,セーハしてしまうと,
・一つ一つの音に意識が行きにくい
・上の事と同じかもしれませんが,腕の重みが指に伝達しにくい
・やはり上の事と同じかもしれませんが,on/off動作がしにくい
・そのため左右のシンクロが曖昧になる

といったところでしょうか。
達人は,セーハでポローンと和音を弾いても,セーハの1指の各部と右手とがシンクロしている様です。

和音でのシンクロ問題は次のステップと考えています。
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コメント 4

黒板六郎

そっか、セーハの罠!深いなあ。
by 黒板六郎 (2017-11-02 22:05) 

Enrique

黒板六郎さん,セーハはギター独特のテクニックですが,基礎技術との整合が必要と思った次第です。
by Enrique (2017-11-06 06:56) 

シロクマ

セーハは確かにちょっとアクションが重くなる分、音の小気味良い感じが減りますよね。
古典的なダジャレかもしれませんが、セーハは「制覇」って思っていた時がありました。6弦制覇出来るようになったぜ見たいに、本当にくだらない限りですが(笑)
by シロクマ (2017-11-06 18:51) 

Enrique

シロクマさん,確かにセーハを制覇するという感じはあったと思います。しかし,やはり制覇は力で抑え込むイメージがありますね。むろん余分な力は抜かないと制覇できないというパラドクスはあるわけですが。殊単音に限った場合,しなくても弾ける場合は,避けた方が良さそうです。
by Enrique (2017-11-07 09:04) 

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