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さわり演奏 [雑感]

さわりに「お」をつけようと思いましたが,品が落ちるのでやめました。
不思議なもので,日本語では丁寧語の「お」を付けるだけで意味が変わるものがありますが,ここでその事に言及する積りはありません。

「遊び弾き」なる言葉を取り上げました。「さわり演奏」は「さわり弾き」と言っても良いのかも知れません。

学生時代よくやりました。若気の至りと言うか,自分をかっこよく見せたいとか,有名曲のかっこいい部分のみをさも全曲弾けるかのように弾くのでした。

よくやったのが,アランフェスの第二楽章の冒頭とか(ただコードの流しだけだと飽きられるので,テキトウに有名旋律に入る)とか,同じアランフェスの第一楽章冒頭のラスゲアードとか。

人によっては,「禁じられた遊び」の冒頭のメロディ以外開放弦で弾けるところとか。
アストリアスの冒頭とか。
アルハンブラだったら後半のイ長調になってトレモロのメロディが弾きやすくなったところとか。
ヴィラ=ロボスの練習曲の12番の弾き始めとか超絶っぽい経過句とか。
「あああれね」とぴんと来る方も多いと思います。

「さわり演奏」の定番は,かっこよくて弾きやすいフレーズ。これに尽きます。
人気曲のポイントもこれでしょう。

ピアノだと,定番「エリーゼのために」の冒頭とか,ソナタ「月光」の冒頭。エリーゼの前半をやたら速く弾く子とかいたものです。おいおい,そのテンポだと中間部が超絶技巧になるではないか。と思うのですが,そこは「さわり演奏」なので弾かないか,頑張って弾いてもそこだけレントになるのでした。
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たこやきおやじ

Enriqueさん

私も学生時代、同じような事をしていた記憶があります。(^^;
by たこやきおやじ (2019-05-11 11:36) 

Enrique

たこやきおやじさん,
なにぶん,わかものとばかものは紙一重ですので。
思い出すのも恥ずかしい限りです。
by Enrique (2019-05-11 13:15) 

プー太の父

さわりに「お」をつけたらなんか嫌らしい
言葉に聞こえてくるので不思議ですね(^^*)
すごく格好いいところだけを弾くことを
「さわり演奏」って言うんですね。
自己紹介というか自己主張のようなものでしょうか。
by プー太の父 (2019-05-12 17:00) 

Enrique

プー太の父さん,そうなんですね。
自虐的に敢えて「お」を付けるという手もあるのですが,
演奏の場合「聴かせどころ」という意味ですので,物理的接触とは意味が変わってしまいますね。

by Enrique (2019-05-13 09:10) 

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