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イメージの力 [演奏技術]

以前,本ブログでギター演奏をインチキなフィードバックモデルで表してみました。
そこでは,脳が最上位にあるわけでしたが,それには触れず,それ以外では耳が大事と結論づけました。

おそらく脳を演奏に特化させるのはイメージの力ではないのかな?とふと思ったのでした。

  IMG_3427.jpg
  以前用いたブロック図。
感覚で操作する性質上,まずは脳から手へのイメージの力というのは重要だと。
もちろん,発音したものを耳で聞いて修正するフィードバックが重要であることは当然です。自分で演奏した音が聞こえなかったり,ディレイが掛かると非常に弾きにくいことは良く経験することです。しかし,フィードバックが掛かる前の開始音はイメージのみです。

とある説によるピアノの弾き方では,キーが水面に浮いているとして,所定の重みを鍵盤に掛けて抜く時に水しぶきが上がらない様にするイメージなんだそうです。逆に水しぶきをあげる程激しく戻すイメージが湧きにくいのですが,まあ他楽器の事でもありますので話半分に聞いておきましょう。

やはり以前,ギターの左手に関しては,上腕は猫の重さくらいあって,左手はセーハ含めてこの重み以内で十分押さえられるという議論をしました。この場合は,具体的な重みに関してですが,自分の腕の重みのイメージがとらえにくいので,猫の重みにしてみました。いろんな猫がいますが,4kgくらいの体重の日本猫を想定しています。

「ボディにかかるハイポジションは,ボディが柔らかいイメージで。」これもどこかで書いたと思います。これはヴァイオリンの奏法に関して読んだものですが,むしろギターの方が,ボディにかかる左手運指は難しいと思います。力が入りすぎるのを防ぐためには良いイメージだと思います。

「弾弦は,指が弦を通過するのはなく,弦が指を通過するイメージで。」これも右指が余分な運動をせず確実に弦を弾くイメージとして良いのでしょう。

技術を導くには色んなイメージがあると思います。万人向けのもの,釣りなど特定の趣味の人のみ分かるものなどいろいろで絶対的なものでは無いと思います。よい演奏を導くための手段であり,クリアしたのちは建設足場の様に取り外すべきであり,それらを意識しているうちは未熟者なのでしょう。

達人になると,無駄なイメージがだんだん削がれて行って,終いには,「左手押さえて,右手で弾けばいいんですよ。」と何とも,長嶋茂雄氏の打撃論のようになってしまうのかもしれません。
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たこやきおやじ

Enriqueさん

私はあくまでイメージですが、左手は「猫パンチ」右手はスマホの「タップ」や「スワイプ」位の力で弾ければと思っています。(^^;


by たこやきおやじ (2019-07-23 13:04) 

Enrique

たこやきおやじさん,
人それぞれ色んなイメージがあると思います。
左手に関しては,ほぼ重力だけで良いのかなと思います。男性の上腕のの質量が4kg程度とのことですので,これが猫程度だという事を以前書きましたら結構共感を得ました。右手も余分な力を入れないイメージが必要ですね。
by Enrique (2019-07-23 16:09) 

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